切り傷やけがによる開放創を認めたときはどうするか?

夏場はアクティビティが高いためか怪我が多いシーズンです。

ご自身が血が出るような怪我をされたとき、あるいはお子さんやご家族が血が出るようなけがをされたとき、どうしますか?

出血しているということはおそらく切り傷(中の脂肪や筋肉、靭帯などが見える怪我)で縫合が必要ことが多いです。

 

①まず傷の確認をします。何時にどの場所にどういう状況で受傷したか、できる限り把握します。(病院で受傷状況を正しく伝えるために重要です。)応援を呼べそうなら応援を呼びます。

②出血の有無を確認します。出血がにじむぐらいや出ていなければ慌てない。出血があっても噴き出すような(1分間で20-30ml以上出る出血)でなければ慌てない。5分程度圧迫すれば止まることがほとんどですので、まずは5分程度強く圧迫しましょう。そして出血が止まったかどうか観察します。止まってなければ圧迫を続けて医療機関へ連絡して早めに受診します。噴き出すような出血の場合は傷の部分を直ちにタオルなどで圧迫し救急車で救急病院へすぐに受診しましょう。また、特に指や足などのけが、かおや頭のけがは血が出やすいですが、慌ててはいけません。抑えていれば血は止まることが多いです。指や腕、足のけがで血が止まらなければ、指の付け根や手首や腕、足首などをゴムや手ぬぐい、布切れ、タオルなどで強く縛り上げつつ出血個所を圧迫すると出血が収まりやすくなります。

③その後、傷に異物が刺さっていないか、汚染がないか確認します。刺さっている場合は抜かずにそのままで、土や泥などの汚染に関しては水道水などでよく洗い流します。

④出血の有無を再度確認します。じわりじわりと出血する場合はやはりタオルなどで圧迫しましょう。

⑤その後医療機関にでんわ連絡し治療を要請します。(複数の人がいれば傷の処置と同時に別の人が医療機関へ連絡します。)

 

処置により出血が収まっていたりじわりじわりと出るようなけがの場合は落ち着いて行動しましょう。ほかに骨折など外傷のない単純な開放創は受傷後縫合するまでに8時間ぐらい経過していても大きな問題はまずありませんので、慌てずに医療機関に連絡し指示に従って受診しましょう。

 

 

子どもさんがけがした場合もとにかく慌てないことが重要です。深呼吸して心を落ち着けて行動しましょう。血が止まっていれば、あるいは圧迫して出血をコントロールできていれば大丈夫ですので慌てず医師に連絡しましょう。

 

また、切り傷はなるべく当日受診して治療を受けましょう。数日後に受診されても、縫合などができない可能性があります。深夜の場合、緊急性があれば、すぐに救急病院に受診が必要ですが、止血され緊急性がなくても翌朝には必ず受診しましょう。

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まついファミリクリニック
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