お知らせ

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2023.02.15
発熱外来、コロナのお薬

まだインフルエンザ、コロナ、両方が流行しております。コロナは少なくなったとはいえ、発熱の原因の鑑別には、必ず挙げなければならない病気であり、両者を症状だけで見分けるのは難しいため、同時に検査して判断せざるを得ない状況です。インフルエンザとコロナの同時感染する患者さまもおられます。以下のような検査をそろえていますので、ご相談ください。

☆咽頭内視鏡のAI画像判定による痛くない最新インフルエンザ検査
喉の診察を特殊カメラで撮影しながら行うだけでいくつかの問診にお答えいただければ、AIが数秒でインフルエンザか否かを判定します。感度76.0%、特異度88.1%で抗原検査よりも精度が高く、抗原検査では難しい発症早期から診断が可能であることが強みです。喉の奥まではカメラは入れないで撮影できるので、嘔吐反射がでて辛いといったこともありません。綿棒はいらないです。(6才以上が保険適応で3割負担で900円強で抗原検査と同じです。)

☆迅速PCR検査
厚生労働省がPCR検査と認定するNEAR法という、PCR法と同じ核酸増幅検査に分類される検査です。精度はPCR法とほぼ同等で、外注PCRなら酷いと2-3日以上かかるところ、院内にて最短13分で結果がわかります。(実際は事務処理などのため20~30分程度かかることが多いです。)

☆銀増幅技術によるインフルエンザ/コロナ同時抗原検査
以前から高感度で定評がありましたが、今回インフルエンザだけでなく新型コロナも同時に検査できるようになった抗原検査です。普通のキットよりも発症からまもないケースでも診断が出来るうる検査です。小さなお子様の場合インフルエンザは重症化しうる反面コロナと違い治療薬がある疾患ですので、確実に検査をしたいが、コロナPCRやってインフルエンザ抗原検査もやってと、2回も綿棒を入れるのはやはりかわいそう。それなら、こちらは一回綿棒入れれば済みますので、お子様に優しいです。

☆抗コロナウイルス薬
コロナ陽性で重症化リスク因子のある方には、診断後にモルヌピラビルまたはニルマトレルビル/リトナビルの2種類の抗ウイルス薬の適応があり、院外処方可能です。日本で開発されたエンシトレルビルならば重症化リスク因子がない方へも当院から処方可能です。受診時に過去3-6ヶ月以内に行った血液検査結果を持参してください。腎機能が少し悪かったりすると、重症化リスクの抑制力がもっとも高いニルマトレルビル/リトナビルは減量しなくてはならなくなりますので、検査結果があるとありがたいです。また、お薬手帳を必ず持参しましょう。飲み合わせによってはニルマトレルビル/リトナビルやエンシトレルビルは内服禁忌になるからです。

○新型コロナワクチン、まだやってます。6ヶ月以上の方から大人の方まで対応いたします。

まついファミリアクリニック