ブログ

ブログ

2021/04/07
新型コロナまだまだ気は抜けませんね。

岐阜県は2回目の緊急事態宣言発令後は落ち着いているように見えました。

ここ数週間は私自身もそこまでの切迫感は感じておりませんでした。

しかし4月になっておかあさんと生後数か月の赤ちゃんが感染している症例を経験いたしました。赤ちゃんは幸い熱以外は落ち着いておられましたが、夜間でしたので総合病院へ連絡して相談しましたが、保健所の判断がないと受け入れられないとのことで保健所へ連絡することとなり、その保健所に連絡しても1時間以上待たされ、最後には今日は医療機関紹介できないので明日の朝まで待ってもらってくださいといわれ、やむなく自宅で様子を見るようお伝えしました。幸い朝まで何とかお元気だったようでほっとしました。

しかし生後数か月の赤ちゃんの発熱はコロナとしては発熱のみならば軽症だとしてもやはり緊急で対応してほしいなあと。われわれは大きな病院へつなぐことまでしか如何せんできませんので、何とも無力感を感じました。(大病院も保健所ももっと積極的に何とかしてよと思いました。)

それはさておき、やはり、家族内感染がおこってしまうと本当に大変になります。自分に置き換えて考えても、どうしていいかわからなくなる怖さがあります。自分もパートナーもコロナになっていいる状況で子供をどうするか?こどももかかってしまっていればどうするか?子供がたくさんいるご家庭ではさらに対応が大変です。

家族内感染を起こさないために家族間での交流を慎むということも一つの手段かもしれませんが、それは家族の中では、特にお子さんがいる家庭では無理だと思います。

家族内で体調の悪い方がいれば、とにかく医療機関に明るいうちに、できれば午前中に相談して、対応が後手に回らないようにすることがまずは大切だと思います。

熱や下痢や咳を長期間放置するのは危険ですので医療機関を受診してください。

そして、引き続きコロナに掛からないような努力は皆さんお疲れだと思いますが今後もがんばって継続しましょう。

まだまだ気は抜けませんね。

まついファミリアクリニック