お知らせ

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2021.10.20
シングリックス(帯状疱疹ワクチン)
帯状疱疹についてご存じだとは思いますが、典型的には、身体の半分片側にだけ神経性の痛みと水疱を伴う赤い帯状の発疹です。50歳以降年齢が高くなると発症しやすくなります。原因は水ぼうそうのウイルスで、水ぼうそうのウイルスが一度感染した人の体の中では潜伏して身を潜めています。元気な時は免疫力があるので、表面化して活動するのを押さえつけられるのですが、何かの病気をしたり、抵抗力がなくなったときに暴れだすと水ぼうそうではなく帯状疱疹という形でヒトの体を悩ますのです。がんにかかった人に帯状疱疹が出ることもあって、帯状疱疹を契機にがんが見つかることもあったりします。
帯状疱疹は誰の体にも出る可能性があります(水ぼうそうになったことがある人すべてに可能性があります。)。
帯状疱疹は治る病気ですが、みなさんご存じの通り、帯状疱疹後神経痛といって慢性的なひどい神経痛に悩まされることがあります。非常に激しい疼痛でなかなか治りません。また、顔に出てくるタイプですとときに目や耳を傷害することもあります。
予防できる病気は予防接種で予防することがとにかく重要です!!!

以前もご紹介しましたが、現在日本では2種類のワクチンが承認されていて、岐阜市においては現在公費助成はありませんので、全額負担で接種する必要があります。

  • 弱毒化生ワクチンが9000円x1回 皮下注射 予防効果が弱い
  • シングリックスは2,3000円x2回 筋肉注射 発熱や倦怠感、局所の腫れなどが出やすい 2か月の間隔で2回接種が必要(予防効果は10年以上持つ可能性があるといわれています。)

現在米国においてはシングリックスが推奨されていて、弱毒生ワクチンに該当するゾスタバックスというワクチンは使われなくなっているとのことです。つまり弱毒化生ワクチンでは予防注射を打っても予防できない確率が高いということが、その理由といわれています。

シングリックスの副反応は注射部位の痛み、発赤、局所の腫脹、全身の筋肉痛、疲労、頭痛、悪寒、発熱、腹痛などで、コロナワクチンの副反応に似たところがありますが、シングリックスでは国内においてはアナフィラキシーの報告はないようです。

高額ですが今後はシングリックスを頑張って接種いただくのが良いようです。そのうち公費による助成がうけられる時代になると思いますが、いつになるかはわかりません。お隣愛知県名古屋市では助成制度がシングリックスについてもあるようです。

50歳以上の方は帯状疱疹を予防するためにぜひシングリックスの接種をご検討ください。

また岐阜市でも早くシングリックスが公的助成対象になるよう期待します。

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まついファミリクリニック
内科・外科・小児科・小児外科
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