訪問診療

訪問診療のご案内

Problem通院するのが大変・・・
ずっと我が家で暮らしたい

そんな患者さんとご家族のために訪問診療はあります。
まついファミリアクリニックでは通院が困難な方のために医師が定期的にご自宅や施設へ伺い診療を行う「訪問診療」に力を入れています。
自宅で生活し続けるお悩みに対しての“不安”を“安心”に変えるお手伝いをしています。
家族の不安
訪問診療とは

Featureまついファミリアクリニックの訪問診療
(在宅医療)5つの特徴

1

患者さんごとに合わせた医療×支える家族のケア

患者さんひとりひとり病気だけではなく生活状況や介護サービス状況に合わせたきめ細やかな訪問診療を提供いたします。

ご自宅での診察は患者さんを支えるご家族の存在が重要です。
患者さんだけでなくご家族の方にもしっかり向き合い"聴く診療"を大切にしています。
2

内科・外科×幅広い疾患・処置への対応

慢性疾患(高血圧、糖尿病、脂質異常症)、心不全、認知症、難病、がん末期など幅広い疾患を診るだけでなく巻き爪、褥瘡処置、縫合など外科的処置にも幅広く対応しておりご自宅、施設での療養をサポートします。
3

がん緩和ケアから穏やかなお看取りまで

患者さんの「住み慣れた自宅で最期を迎えたい」という気持ちに寄り添い支援します。

がん末期、終末期の方の痛みや息苦しさだけでなく、つらさの緩和にも努めています。
4

24時間365日対応

定期の訪問診療を行っている患者さんには24時間365日の対応を実施しています。

緊急時には往診することも可能であり安心していただける体制をとっております。
5

病院・介護事業所との緊密な連携

患者さんが安心して自宅で療養できるよう、病院、訪問看護ステーション、担当のケアマネージャーさんと緊密な連携を築いています。

入院・退院時の円滑な情報共有はもちろん、日々の細やかな変化にもチーム一丸となって迅速に対応し、切れ目のない最適な医療をご提供します。

About訪問診療とは

訪問診療中のドクターと患者
訪問診療
訪問診療は、一人で通院が困難な患者さんのご自宅、入居中の施設に医師が定期的に診療に伺い、計画的に診察やお薬の処方、健康管理等を行うものです。

外来診療と比較すると待ち時間なく、住み慣れた環境でリラックスして診療を受けることができます。

また定期訪問に加え、緊急時には必要に応じて臨時往診や入院先の手配なども行います。

訪問診療の目的は病気の治療だけではありません。
転倒や寝たきりの予防、肺炎や褥瘡(床ずれ)などの予防、栄養状態の管理など、予測されるリスクを回避し入院が必要な状態を未然に防ぐことも重要な役割となっています。

Benefits訪問診療のメリット

訪問診療を受ける患者
●患者さんにとってのメリット
・住み慣れた家でもある。思い出のものが沢山ある。
・家族がいつもいる。わがままが言える。
・自分のペースで時間を過ごせる。
・通院の待ち時間がないため身体的な負担が軽減できる。
●家族にとってのメリット
・近くで見ていられる。いつでも話ができる。
・残された時間をずっと一緒に過ごせる。
・自分たちで介護できる。
・通院付き添い負担が軽減できる。

Recommended訪問診療の対象となる方

病気や加齢などにより通院が困難な方が対象となります
体調が悪そうなご老人
  • □ご高齢で通院が困難な方
  • □寝たきりの方
  • □認知症のため外出が困難、環境変化がご本人に大きな負担になる方
  • □病院の退院後にも継続的な医療ケアが自宅で必要とされる方
  • □脳梗塞、脳出血の後遺症(麻痺など)で通院が難しい方
  • □転倒による骨折や手術後で自宅療養が必要な方
  • □心不全、COPDなどのため少しでも動くだけで息切れ、動悸がする方
  • □パーキンソン病など難病をお持ちで通院が困難な方
  • □ご自宅で医療管理が必要な方(在宅酸素、胃ろう、中心静脈栄養、尿道カテーテルなど)
  • □がん末期、終末期の方

Medical訪問診療で行う処置・治療

健康管理
血圧、脈拍、体温、経費酸素飽和度等の測定
検査
採血、検尿
超音波検査、心電図検査など
医療処置
注射、点滴(末梢、中心静脈、皮下)など
経管栄養(胃ろう、腸ろうなど)
尿道バルーンカテーテル、膀胱ろう・腎ろうの管理
小手術、胸水・腹水穿刺、褥瘡(床ずれ)、巻き爪の処置
在宅酸素療法、気管切開など
在宅緩和ケア(医療用麻薬、鎮静など)
Q病院に行った方が良い医療が受けられるの?
A大型機械の画像診断(レントゲン、CT、画像診断)や大がかりな手術や処置は病院でしかできません。しかし、それ以外の自宅での対応が可能な検査や処置があります。病院だけが良いとは限りません。詳しくはご相談ください。

Area訪問診療のエリア

訪問エリアは岐阜市・山県市一部となります。
※その他のエリアに関しても訪問可能な場合がありますのでお問い合わせください

Flow訪問診療を始めるまでの流れ

  • 01.当院医師またはスタッフに訪問診療についてご相談ください。
  • 02.当院から患者さんのご家族へお電話いたします。
  • 03.ご家族と相談して、初回訪問日の決定や契約等を行います。
  • 04.当院の医師が自宅を訪問し、初回診療を行います。
  • 05.定期的に訪問診療を行います。

Flow訪問診療を始めるまでの流れ

1女性スタッフが電話対応している様子

ご相談

在宅療養相談室TEL 058-233-2345
担当のケアマネジャー、訪問看護師、地域包括支援センター、入院中または通院中の病院の地域療養相談室の相談員、退院支援看護師を通じてお問い合わせください。
直接、当院にお問合せいただくことも可能です。
2書類が重なって置かれている

情報提供

ケアマネジャー・訪問看護師から患者さんの詳しい情報をうかがいます。現在や他のクリニックに通院中の方は主治医から「診療情報提供書」をお受け取りください。
3患者様と医師が話している様子

初回面談

・入院中の方
病院では「退院前カンファレンス」が行われます。そこで看護師、ご家族から在宅療養へのご希望についてうかがいます。必要に応じてケアマネジャー、訪問看護ステーション、訪問調剤薬局等との連携についてもご説明します。
・在宅療養中の方
当院スタッフがご自宅へうかがい入院中の方と同様の内容をご案内します。
4訪問診療をしている様子

訪問診療開始

患者さん一人ひとりに合わせて「訪問診療計画書」を作成いたします。計画通りのスケジュールで、ご自宅もしくは介護施設を訪問し診療を行っております。
ご希望があれば当院への来院診療をお受けすることも可能です。その他、必要に応じて往診いたします。

Cost訪問診療の費用

訪問診療は保険診療で受けることができます。費用はお手持ちの保険証や医療証により変わってきます。
またご病気や状態、診療場所(ご自宅・施設)で費用が変動しますのでご不明な点はお問い合わせください。

保険診療

高額療養費制度により自己負担限度額があります。

(例:70歳以上住民税非課税は月額8,000円まで、一般所得者は18,000円まで)

月1回訪問の場合

1割負担の方3,500
2割負担の方7,000
3割負担の方10,500

月2回訪問の場合

1割負担の方7,000
2割負担の方14,000
3割負担の方21,000
Qお支払いはどうすれば良いの…?
A月ごとにまとめて現金または口座引き落しでのお支払いです。
現金での都度払いや、ご来院の必要はありません。
Qたくさん訪問してもらったらお金が心配で…
A高額療養費制度によりお支払いいただく費用の最大額は決まっています。収入等に応じて費用が変わります。
また、訪問診療は医療保険の適用範囲内です。基本的に、ご負担いただく費用が高額になりすぎる事はありませんのでご安心ください。
Q通院するのと比較して費用が高いのはなんで…?
A医師が自宅に訪問し、必要時には夜間休日も含めて24時間365日、医師が往診対応するサービスであるため費用が高くなっています。その分、 通院による負担や感染症リスクを軽減でき、自宅で安心して生活できます。

病院・居宅介護支援事業所・訪問看護ステーション・地域包括支援センターの皆様へ

  • 居宅、施設を問わず訪問診療に対応しております。かかりつけ医のいない方や長い間病院を受診していない方も訪問可能です。
  • 自宅での療養は医療だけでなく介護のサポートも重要であるため当院では関係職種の皆様との連携を重視しています。電話、FAX、連携ツールなどご希望の方法で迅速に情報を共有いたします。
  • 診療情報提供書や主治医意見書、訪問看護指示書など連携に必要な書類は迅速に作成し対応いたします。
  • 急な状態変化だけでなく患者さんとご家族が望む「最期まで家で」という想いを大切にし穏やかな看取りまで責任をもってサポートします。
  • ご紹介いただく新規の患者さんのご相談は原則お断りいたしませんのでまずは一度どのような状況でも当院へお声がけください