お知らせ
子宮頚がんワクチン(HPVワクチン)のキャッチアップ接種、すなわち接種差し控えがあり、なかなか思うように打てなかって方や、接種を忘れた方のための救済目的のワクチン接種は、公的補助が効くギリギリが来年3月31日までとなっています。
キャッチアップ対象は1997年4月2日~2008年4月1日生まれに該当する方は対象となっています。
一般に三回接種が必要なため(現在主流のシルガード9:9価ワクチン)、初回1回目、2ヶ月後2回目、4ヶ月後3回目が標準です。(小6から14歳までは2回接種、15歳以上は3回接種です。)
しかし、2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上、3回目は2回目から3か月以上あければ、最短で4ヶ月で接種が可能です。
したがって11月30日までに1回目が打てれば、理論的には3月31日までに3回目まで完了できます。
ただし、スケジュールがタイトですので、病気や休養などによるスケジュール変更がほぼできませんので、気をつけてください。
諦めかけていた方や、まだお済みで無い方は、11月中の接種をご検討ください。
(仮に1回目接種が12月以降になったとすると、3回中2回までは公的補助が受けられます。2月を過ぎると初回のみ補助対象になります。それ以外は自費になります。自費の場合の当院接種価格は1回29000円です。)